会社(自社)のロゴを作りたい!そう思ったときどうしますか?
ロゴは会社のイメージを印象付ける大事なアイデンティティです。マークひとつで業態や業務内容を表すものまであります。とっても大事ですね。
他社のロゴを真似て作ってはいけないわけ
あの会社のロゴかっこいいな!とおもって真似をして使ってはいけません。社名のみ替えて使うなどもってのほかです。大前提としてロゴには著作権があると思っておきましょう。
ロゴには著作権があります。その会社やロゴを作ったデザイナーが権利を持っていることが多いです。
自社のロゴであっても著作権の譲渡を受けていない場合はデザイナー側に著作権があります。この場合、自社のロゴであってもデザイナーの許可なく勝手に複製や改変が出来ないことがあります。注意しておく点ですね。
著作権のあるロゴと認められない場合もあります
既存フォントを使用しただけのロゴ、簡単なマークを会社名の前につけただけのものとか…。ありふれたマークでは著作権が認められない可能性が高いです。
ロゴに著作権が発生する要件4点
①思想又は感情を表れている
②著作者の個性があり創作性があらわれている
③表現したものである
④文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの
上記の要件を満たしていて、はじめて著作物として認められるロゴになります。
上記の要件を満たしたロゴを作ってもらったときは著作権が発生しているとして考えておきましょう。
ロゴを作ってもらったときに注意すること2点
ロゴを依頼して作ってもらったときは、著作権の譲渡、買取を前もって話しておくことをお勧めします。制作費が安い場合は特に気をつけましょう。
それと「著作者人格権」についても行使しないことを約束(契約締結)してもらうことが大事です。
会社のロゴの制作は著作権の譲渡込みで5万円前後が相場だと思います。(ピンキリですが…。)
ロゴ 著作権法に抵触するとどうなる?
著作権侵害にあたります。刑事罰があります。ロゴの使用差し止めや損害賠償がくることがあります。またそのロゴを使用することで利益を得ていた場合は不当利得の返還請求をされることがあります。気を付けてください。
自社の社員が作った場合の落とし穴
自社の社員が制作したロゴはその社員い著作権が発生していると考えましょう。著作物を例外的に会社のものにするため(会社が著作者になるため)には、下記に記した「職務著作」の要件を満たす必要があります。
- 法人等の発意にもとづくこと
- 法人等の業務に従事する者が職務上作成するものであること
- 法人等の名義の下に公表するものであること
- 作成時における契約、就業規則その他に別段の定めがないこと
1つでも満たさない要件があると、その社員の許可なしにロゴを使用できなくなったり、ロゴを制作した社員が退職した後に著作権・著作料を主張するといったトラブルにつながるおそれがあります。
自社の社員にロゴを作らせても自社のものにならない場合があるので予めよく話しておくことが大事ですね。
自社のロゴを他社に真似されないためにどうしたらよいか
商標権の申請を行いましょう。ロゴを商標登録することで守ることが出来ます。申請しても必ず登録されるとは限りません。審査に通らないと登録されません。
オリジナルのロゴを作りましょう。オリジナリティとはマークのデザインのことだけではありません。自社のコンセプトや思いをハッキリさせそれをロゴに反映させること!ストーリーも大事になってきます。それが明確になれば、著作権が発生する要件を満たす可能性が高まります。
ロゴは誰に作ってもらえばいい?どこに制作依頼する?
- 自社で担当者またはチームで作ってもらう
最初にきちんと著作権についてお話をしておきましょう。 - 無料のロゴメーカーなどを使って自分で作る
安く簡単に仕上げるなこれでよいと思います。 - ロゴ制作会社に依頼する
著作権等の譲渡をしてもらうことを忘れずに! - フリーランスのデザイナーに依頼する
スキルを売り買いできるクラウドサービスを利用するのが良いと思います。
オリジナルのデザインを発注する場合は時間と費用が掛かります。ロゴを制作している会社によっては、ラフ案を既に持っていて、その中から選ぶと安くなるという方式をとっている「ロゴコレ」などもあります。
いろいろなところで、制作者を探す。相談することでキットコスパの良い御社のオリジナリティあふれるロゴが完成すると思います。
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以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
m(__)m
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